お気に入り、レミパン!

休日には結構キッチンに立つことも多く、いろんな調理器具を使用して来ましたが、なかでも『レミパン』は使い勝手がいいなと感じているもののうちのひとつです。

かつては様々なフライパンを使って来ました。サイズの種類を揃えてみたり、コーティングは何がイチバン丈夫なのかなど、いろんな物を手に取り、使ってみて今のところのゴールはこのレミパンです。

まだまだ使い勝手のいいフライパンとの出会いがあればと思い、キッチングッズのお店やコーナーに寄った際にはいろいろ手に取ってみたり、使ったりしています。

でもまだレミパンを超えるものがないですね。超えるものどころか、同等の良さを感じられるものにはまだ出会えていません。

そりゃもっともっとお金を出していけば、“特殊なコーティングを施しました!”みたいなものもきっとあるでしょうが、僕の中でのキッチングッズ、特にフライパンなんかはある程度消耗品の位置付けでいます。できるだけ安く、できるだけ長く使えてこそいいものじゃないかなって思うんです。

そもそも料理するという行為が好きというだけで、そんな高級調理用品を使ってとてつもなく美味しいものをこしらえることなんてできませんから、安くていいもので料理を楽しもうと思っています。

そんな僕が料理を楽しむためのツールでもある『レミパン』をちょっと紹介してみたいと思います。


僕がフライパンに求めるもの、それはコゲつかないこと。調理台の都合上IH対応であることが第一、第二条件です。

以前ホームセンターで、マーブルコートやダイヤモンドコートなんていうコーティングが施されたものを使ってきましたが、ステンレスのフライ返しなんかで調理していると、ものの数ヶ月でコーティングが剥げてきて、サビ始めます。買って間もないからと思い、我慢して使っていても、やっぱコーティングがない箇所は食材がコゲて張り付いてしまい、料理の見た目にも影響するし、調理後の後片付けにも多大な時間を要してしまいます。料理そのものを楽しみ、楽しみを損なわないようそれに付随する行為である後片付けなどもストレスなく終われたらいいのになと思っていました。

やっぱ2,000~3,000円くらいの物じゃダメなのかなぁと思い、奮発して『レミパン』を購入したんです。イオンのキッチングッズのお店に展示してあったのを見てちょっと考えた末に購入しました。悩みますよ、今までのと違い1万円近くしたんですから。

レミパン。平野レミさんが考案したフライパンだからこういったネーミングなんだと勝手に思っています。平野レミさんといえば、テレビや雑誌などで活躍する料理愛好家として広く知られている方ですよね。元気あるハキハキした語り口調が印象的です。

そんな有名人であり、料理愛好家である平野レミさんプロデュースのフライパンを使ってみたいと思ったんです。どれだけの機能を持っているのか。

いくら有名人のプロデュースだからといっても機能面で優れているところがなければ買いません。

僕の購入条件である2点をまずクリアするかどうか。ひとつめ、IHには対応していました。はい、クリア。ふたつめ、コゲつきの面、内のりは傷つきにくい高密度フッ素コートが施されているようです。高密度フッ素コート?今まで聞いたことのないコーティングでしたが、ここは賭けです。クリアしたことにしました。

そしてさらに僕の心をくすぐったのが深型だったという点。僕は炒め物や煮物をする際に勢いよくかき混ぜてしまうクセがあります。そうすると普通のフライパンだと具材が飛んでいってしまい、レンジ周りを汚してしまいます。しかしこのレミパンは壁が高いのでこぼれにくいです。というかほとんどこぼれません。通常のフライパンももちろん持っていますが、内面の深さはおよそ4cm、一方のレミパンはおよそ9cmあります。どちらも僕の素人の計測ですが倍以上の深さがあります。ここまでくると“なべ”のような深さがありますね。かといって重いかといえばそんなことはありません。片手で楽々持ち上げられてあおったり、IHコンロの上で揺らしたりなんてのも楽チンです。普通の平形円形フライパンだと直径26cmが主流だと思うんですが、僕のレミパンは24cmなんです。このサイズが絶妙でしたね。このサイズになっているから深型ながらも重さが軽減されているんでしょうね。

鍋のような深さがあるので煮物料理なんてのにも向いていますよ。

また、付属のフタにも工夫が施されています。

まずひとつめは“自立”します。通常のフタですと裏返しておいた際にフタの持ち手を中心にグルグル回ってしまいますよね。時には調理台から落ちてしまって、最悪の場合には怪我をしてしまうなんてこともあるかもしれません。それがなくなる分ちょっとしたことですがストレス解消になります。

そしてふたつめ。フタの頭に水を足せる穴が開いています。水や調味料などをフタを持たずにつぎ足せるんです。これって意外に便利なんですよ。普通、水や調味料を足す際にフタを上げると熱い蒸気が出てきますよね。あれってけっこう火傷しやすいと思います。そもそもフタの持ち手だって熱いのでこれも注意が必要です。

この水足しの穴ですが逆に考えると中の蒸気を逃がしてくれる蒸気穴にもなるわけです。煮物をしている時の吹きこぼれ防止に活躍しています。

イオンのショップには“焼く”“蒸す”“揚げる”“煮る”“炒める”“炊く”の6役がこの一台で!ってうたっていましたが、まさに実際に使って見てその通りだと思いました。僕の場合はまだ3役くらいでしか活躍してもらっていませんが、十分1万円の元を取った感はありますね。

使い始めてもう2年くらい経っています。外側の底面は若干の汚れがありますが、内面のコーティングの剥がれなどは一切ないですね。だから料理の仕上がりには影響しません。料理の仕上がりが悪かったら、それはもう僕のウデがなかったんだと諦めがつきます。

ほら、ピカピカです!

最近になってフタを床に落として割ってしまったので楽天市場で探していたら、ちゃんとフタだけでも販売があるんですね。そのフタは3,000円ちょっとに送料って感じだったと思います。

やっぱり“料理”そのものを思う存分楽しむなら、道具への多少の投資はあってもいいんじゃないかと思います。初期投資は高かったとしても、とりあえずもう2年使えているわけです。3,000円の安いフライパンが半年でダメになったとしましょう、2年といえばあと3回買わなければなりません。結果として3,000円×4回で12,000くらいかかってしまい、レミパンより高くつきます。こう考えるとコスパの面でも非常に優れているんじゃないかと思います。

ギフトにも人気のレミパン。今度知り合いが新居を建てて引っ越すようなので、新築祝いにレミパンを送りたいと思っています。

とまぁ長々と書いてしまいましたが、日々何気なく使っているレミパンのことを、ふとすごいなって思ったのでちょっと書いてみました。公式ホームページなどで調べれば、もっとすごい技術の結晶であるようなことが書いてあるかもしれませんが、僕の使用者目線だけで紹介させていただきました。料理が好きっていうだけで、そんなに上手じゃない僕が使ってみただけでも本当に違いがわかります。料理が得意な人が使ったらもっとその力を発揮させてくれるのではないでしょうか。

フライパンで悩んでいる、料理をもっと楽しくとお考えの方がいらっしゃったらぜひ参考にしてみてください♪


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